不動産売却のベストな時期・タイミングを解説!

公開日:2023/04/15 最終更新日:2023/02/24

所有している不動産を売却したいと考えている方は多いでしょう。しかし、いつ売却するべきなのか、タイミングが分からないと悩んではいませんか?不動産売却をするときは、売却したほうがよいときとしないほうがよいときがあります。そこでこの記事では、不動産売却をするベストな時期とタイミングを解説します。

不動産を売却するべきタイミング

不動産売却をするべきときは、いくつかの観点から見極められます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

春or秋

不動産は、新生活が始まる春や、企業の人事が動く秋に需要が高くなります。そのため、新生活が始まる前の3月や9月に売るとよいでしょう。春と秋では、新生活が始まる春のほうが需要は高いので、売却時期を選べるのであれば、1年でもっとも売れる春の2~3月に売ることをおすすめします。

築年数6~15年以内

不動産売却をするなら、戸建ての場合、築年数6~15年以内に行うのがベストです。家は、築年数が経つほど資産価値が低くなっていきます。戸建ての場合、築20年経つと資産価値はゼロになるともいわれているのです。

そして資産価値が大幅にダウンしていくのが、戸建ては築10年、マンションは築15年といわれています。そのため、不動産を売却するなら資産価値がある15年以内にしたほうがよいのです。ただし、築年数が浅ければよいというわけではなく、6年は経過していたほうがよいとされています。その理由は、次に解説する税金に関わってきます。

所有期間5年以上or10年以上

不動産売却をするときは、所有期間5年以上、もしくは10年以上のときに行うと、税金が安くなります。

不動産売却をすると、譲渡所得税がかかります。譲渡所得税は、売却する不動産の所有期間によって税率が変わるのです。所有期間5年以下だと税率は39.63%、5年以上だと20.315%となります。なんと倍近く税率が変わります。

そのため不動産を売るときは、所有期間が5年以上経過してからにしましょう。また、売却する不動産に住んでいた場合、所有期間が10年を超えていると、軽減税率が適用されます。すると、譲渡所得税の税率は14.21%になります。

不動産を売却しないほうがよいタイミング

不動産を売却しないほうがいいときは、いつなのでしょうか?不動産を売却して損をしないためにも、しっかり把握しておきましょう。

所有期間5年以内

不動産の所有期間が5年以内であれば、売却は少し待ちましょう。先ほどお伝えした、譲渡所得税の税率が高くなってしまうからです。ただし、住んでいた不動産を売却する場合、売却益3,000万円までが非課税になる特例が適用できる場合があります。

特例を適用した場合は、所有期間5年以内でも税金が安くなる可能性があるのです。所有期間5年以内でもどうしても売却しなければいけない場合は、特例が適用できないか確認してみましょう。

ローン金利が高い時期

ローン金利が高い時期は、不動産を売却するのは踏みとどまったほうがよいでしょう。なぜなら、ローン金利が高い時期は、不動産の需要が下がってしまうからです。売却できても、価格が低くなってしまいます

また、住み替えで新たにマイホームを購入する場合は、金利が高いことで購入金額も高くなってしまうでしょう。売却が急ぎでない場合は、ローン金利が高い時期は避けてください。

不動産を売却する時期を見極めるポイント

不動産の売却時期は、これまでご紹介した売却するべきときとしないほうがよいときを参考に、見極めてみましょう。しかし、時期を見極めてもなかなかうまく売れないということもあり得ます。そこで、不動産を売却する時期を見極めるためのポイントを押さえておきましょう。

売却に強い不動産会社を選ぶ

不動産を売却するときは、多くの方が不動産会社に売却を依頼します。そこで重要なのが、不動産会社選びです。

どんなに不動産の需要が高い時期でも、不動産会社の売り方によっては、全然売れないというケースもあります。適切なタイミングで不動産を売却したいなら、売却に強い不動産会社を選びましょう。

売却すると決めたらすぐ動き出す

売却時期を決めるにはいろいろな観点がありますが、各家庭によっては「本当はすぐにでも売りたい」と考えている方も多いでしょう。そんな方は、タイミングを見計らって何年も待つことはせず、売却すると決めたらすぐに動き出しましょう。

確かに税金や売れやすい時期などはありますが、売却したいと思ったときが売り時ともいえます。何年も経つと売却に迷いが生じたり、資産価値が下がったりするので、売却すると決めたらすぐ行動に移しましょう。

不動産を売却する適切な時期を逃さないようにするには

ここからは、不動産売却をする時期を逃さないようにするポイントをご紹介します。

売りたい時期の半年前から動き出す

自分が所有している不動産を売る適切なタイミングが分かったら、その時期の半年前から準備を始めましょう。

不動産売却は、売却を決めてから売買契約が成立して売却完了するまで、平均半年かかるといわれているのです。そのため、売却したい時期の半年前から、不動産の価格相場を調べたり、不動産査定を受けたりして、準備を進めていきましょう。

今が売るときなら買取も検討を

「家を売りたい」と思った今が、不動産売却に適切な時期だったなんてこともあるでしょう。ここから準備をして半年たってしまうと、タイミングを逃す可能性もあります。もし今が不動産売却に適切な時期なら、不動産の買取も検討してみましょう。

不動産買取とは、物件を不動産会社が直接買い取ってくれるものです。買主を探して売るよりも価格は安くなりますが、買主の有無にかかわらず、すぐに不動産会社が買い取ってくれるのが大きなメリットです。今すぐに不動産売却をしたい方は、買取も視野に入れてみてください。

まとめ

今回の記事では不動産売却のベストな時期やタイミングを開設しました。不動産を売却すると、大きなお金が動きます。そのため少し時期がずれただけで、何十万、何百万も売買価格が変動する可能性もあります。

少しでも高く売りたいなら、不動産売却をする適切な時期をしっかり把握しておきましょう。あなたの不動産に合った時期に、賢く不動産を売ってください。

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