不動産を売るときの仲介手数料はいくら?計算方法や注意点をご紹介!

公開日:2023/05/15 最終更新日:2023/02/24

所有している不動産を売るとき、多くの方が不動産業者に売却依頼をするでしょう。そのとき「仲介手数料はどのくらい支払うのか?」不安に思う方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、不動産を売るときに支払う仲介手数料について解説します。これから不動産を売りたいと考えている方、参考にしてみてください。

不動産を売るときの仲介手数料とは

仲介手数料とは、不動産を売るときに仲介してもらった不動産業者に支払う手数料です。不動産を売るときは、不動産業者に買主を探してもらうことが多いです。買主が見つかると仲介手数料が発生し、成功報酬として渡します。

そんな仲介手数料には、不動産を売るためのアドバイスや、売却物件としてのチラシ作成・不動産情報サイトへの情報掲載、購入検討者への案内、不動産を売るときの条件の交渉や契約手続きといった業務が含まれています。

不動産を売るときに仲介手数料はいくら支払う?

不動産業者を介して不動産を売るとき、仲介手数料はどのくらいになるのでしょうか?次は仲介手数料の金額などを見ていきましょう。

仲介手数料の限度額

実は仲介手数料は、宅地建物取引業法で限度額が定められています。限度額は、売買価格のうち200万円以下の部分に5%、200万円超400万円以下の部分に4%、400万円超の部分に3%です。これらの手数料に消費税が加わります。

売買価格2,000万円の不動産の場合

たとえば、売買価格2,000万円の不動産を売るときの仲介手数料の限度額は、次のようになります。

200万円×5%=10万円

200万円×4%=8万円

1,600万円×3%=48万円

10万円+8万円+48万円=66万円

売買価格2,000万円の不動産を売るとき、仲介手数料の限度額は66万円+消費税になります。しかし、この計算方法だと少し複雑に感じる方も多いでしょう。そこで、仲介手数料の限度額をもっと早く計算できる速算表を使うと便利です。

売買価格が合計200万円(税込)以下売買価格×5%

売買価格が合計200万円(税込)超400万円(税込)以下売買価格×4%+2万円

売買価格が合計400万円(税込)超売買価格×3%+6万円

この速算表をもとに売買価格2,000万円の不動産を見てみると、仲介手数料の限度額は2,000万円×3%+6万円=66万円となります。

妥当な仲介手数料の見極め方

不動産を売るときに支払う仲介手数料は、限度額はあるものの、不動産業者によって違います。限度額ギリギリの仲介手数料のところもあれば、極端に安いところもあるのです。

では、妥当な仲介手数料とはどのくらいなのでしょうか?それはズバリ「限度額または限度額に近い金額」です。

先ほどお伝えしたように、仲介手数料には、不動産を売るために大切な業務内容が含まれています。つまり、それなりの経費や人件費がかかるのです。にもかかわらず、仲介手数料があまりにも安いとサービスの質が低い可能性があります。

そのため、限度額や限度額に近い仲介手数料を提示してくれるところのほうが、きちんと不動産を売るための業務をしてくれて、早く買主が見つかるでしょう。

仲介手数料が半額や無料なのはなぜ?

不動産業者によっては、仲介手数料が半額や無料というところもあります。それは、買主からも売主からも手数料が入るケースが多いです。両方から手数料が入る、片方の手数料を半額や無料にしても、不動産業者の利益はあります。

また、純粋に企業努力で仲介手数料を安くしている不動産業者もあります。安ければよいというわけではありませんが、半額や無料だからといって不動産業者が悪質とは限りません。半額や無料にしても利益が生まれるからくりがあることを理解しておきましょう。

不動産を売るときの仲介手数料を支払うタイミングと支払い方法

次は、仲介手数料を支払うタイミングと支払い方法を見ていきましょう。

支払うのは契約成立後!

不動産の仲介手数料は、買主が見つかり、売買契約が成立したあとに支払います。仲介手数料は「買主が見つけられた」という不動産業者に対する成功報酬です。

そのため、買主が見つからない場合は支払う必要はありません。仲介手数料の支払いは、売買契約成立時と物件の引き渡し時の2回に分けて半分ずつ支払います。

仲介手数料は基本現金払い!

仲介手数料の支払い方法は、現金払いが多いです。ただし、不動産業者によっては、振込、クレジットカード払い、分割払いが可能なところもあります。売買価格によって仲介手数料の金額が大きく、現金で持ち運ぶのが不安だという方は、事前に不動産業者に支払い方法を確認しましょう。

また、クレジットカード払いの場合は、クレジットカードの限度額の確認も忘れないでください。そのほか、不動産を売るときに買主から支払われた金額から仲介手数料を差し引いてくれる不動産業者もあります。

まとめ

今回の記事では、不動産売却時の仲介手数料や、計算方法、注意点を紹介しました。不動産を売るときに支払う仲介手数料は、法律で限度額が決まっています。そのため、売りたい不動産がある場合、その地域周辺の不動産価格の相場を見て、限度額を調べておきましょう。

そして、質の高いサービスを受けるためにも、限度額か限度額に近い金額の仲介手数料を提示された不動産業者を選んでください。

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